涼宮ハルヒの憂鬱 3 通常版
出演:杉田智和 /平野綾 /茅原実里 /後藤邑子 /小野大輔
角川書店
発売日 2006-09-22
TVアニメの本放送版しか見ていなかった人にこそ、見てほしいDVD『涼宮ハルヒの憂鬱 3』。TVアニメの本放送では12話だった「憂鬱 V」、最終回だった「憂鬱 IV」を収録。ハルヒや登場人物たちの正体を明かしつつ、キョンのいる現実世界にとどまろうとするハルヒの姿を描く。『涼宮ハルヒの憂鬱』という物語が、SF的な時空を超えたラブストーリーであることをあらわすクライマックスである。閉鎖空間に閉じ込められたキョンのもとに、長門がパソコンの回線を通じて、メッセージを送るシーンは感動のひとこと。長門のキョンに対する想いが伝わってくるのだ。この結末を迎えたあとも、ハルヒやキョンの冒険は続く。この話を見たあとに、残りのDVDシリーズを見ると違った発見ができるに違いない。(志田英邦)
彼女の憂鬱は世界の終わり 2007-02-02
角川スニーカー文庫刊・谷川 流原作/いとうのいぢ原作イラスト
『涼宮ハルヒの憂鬱』TVアニメ第5?6話を収録したDVDです。
原作第1巻「涼宮ハルヒの憂鬱」の後半から最後までを描いています。
彼女の実態と彼の能力がさらに深く描かれ、憂鬱は苛立ちに変わり
世界の終わりが具現化されてしまう急展開へ繋がって物語は収束していきます。
第5話「涼宮ハルヒの憂鬱5」(TV放送第13回)
突然転校した朝倉に違和感を感じた彼女が動き始めます。
何故ハルヒは非日常を求めるようになったのか?
語られる真実と憂鬱さが深まる展開、彼の語る自身の能力、
世界の定義の揺らぎに事態の深刻さはさらに拡大していき、観る者を惹きつけます。
やはり「語り」のシーンが長くなりダレやすいのですが、
3DCGを多用した移動するタクシー内外の視点の見せ方で飽きさせない工夫が光ります。
第6話「涼宮ハルヒの憂鬱6」(TV放送第14回(最終回)
原作第1巻「涼宮ハルヒの憂鬱」はここまでの6話で完結します。
彼女の揺らぎと、彼と微妙にすれ違う苛立ちが巧みに表現されています。
遠まわしに、他者(視聴者含む)の視点で深読みさせる描写は妙技ですね。
世界改変の危機を回避した表現はベタでしたが、
その後に尾を引いておらず、やや距離の近づいた二人のやりとりも微笑ましい終幕です。
リニアPCM収録の抜けの良い高音質オーケストラサウンドが
クライマックスのテンションを高めているのも特筆すべき点でしょう。
特典映像はTV版予告、ねこマン展と2006年4月に都内某所で行われた
平野綾、茅原実里、後藤 邑子のグラビア撮影風景。 黒板にねこマン落書きを始める平野綾や、
何故か「恋のミクル伝説」のピアノ伴奏にハマる後藤 邑子など
なかなか楽しげな雰囲気を捉えています。ただ、声優さんに興味の無い方には蛇足に感じられるかもしれません。
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